こんにちは、南茨木ベッショマコト整骨院の別所です!
スポーツの秋といいますが、先日患者さまから、
「トレーニングの後はアルコールは控えたほうがいいのよね」
と質問されました。
なぜトレーニングをするとアルコールを控えたほうがいいのでしょうか?
肝臓にはいろいろな働きがあります。
①タンパク質の合成、栄養の貯蔵
②有害物質の解毒、分解
③消化に必要な胆汁の合成、分泌
おおまかにあげるとこのような働きがあります。
では、トレーニングを行うとどうなるでしょうか。
体を動かすためにはエネルギーが必要ですが、
エネルギーが足らなくなってくると肝臓が働きだします。
肝臓自体に貯蔵していたエネルギーを分解して放出します。
さらにエネルギーが足らない状態がつづくと、
筋肉のタンパク質を分解してエネルギーを作ったり、
脂肪細胞からエネルギーを作ったりとがんばって仕事をします。
結論としては、
「かなりハードにトレーニングをすると肝臓に負担をかけることがあるので、
そのあとにお酒を飲むのを控えたほうがいい場合がある」
という答えになるかと思います。
肝臓にはタンパク質を分解するときに出てくるアンモニア(有毒)を無毒化すること
も仕事に入っているので、
トレーニング中にプロテインを摂取するのも負担になるとのことです。
お酒は飲まないのに健康診断で肝臓の数値が良くないという人が、
筋トレをやりすぎているというケースもあるようです。
なにごともやりすぎはよくないですね。
やりすぎには気を付けながら、スポーツの秋を楽しみましょう(^_^)