こんにちは、南茨木ベッショマコト整骨院の別所です!
梅雨なのにいい天気で結構暑いですね。
体調に気を付けていきましょう。
今日は「頚(くび)の痛み」について書いていきたいと思います。
くびが痛い、動かせない、などといった症状を訴えて来院される方は
少なくありません。
くびの不具合の原因に、パターンがいろいろあるので挙げていきます。
①くびの骨が固まっている、一部の動きに頼っている
くびの骨は頚椎(けいつい)といって、7個あります。
猫背で頭の位置がまえに来ていたり、あごを突き出した姿勢の人は
上から1,2,3番目くらいの頚椎の動きがロックして動きにくくなっていることが多いです。
加えてパソコンを使う作業が多い方など、下を向いている時間が多い生活を
長く過ごされている方は、
頚椎のラインがまっすぐ気味になっていたり(ストレートネック)
背中の方向にカーブがきつくなっていたりします。
動きにくくなっている部分はスムーズに動きが出せないので、
周辺の筋肉がこわばりやすくなっていたり、
長期間まだ動ける部分に頼って動作をすることで過度な負担が集中し、
関節や周辺の組織にダメージが出てきてしまいます。
②背骨が動いていない
くびの骨はがんばって動こうとしているけど、
くびから下の骨が固まってしまって、頚椎の動作をサポートできていないパターンもあります。
肩が前に出て背中がまるい人に多い状態で、
肩といっしょに肩甲骨の位置も開いています。
背骨と肩甲骨をつないでいる筋肉がひっぱられてピンピンになると、
背骨が固定されて動けなくなり固まってしまいます。
③目や頭の使いすぎ、逆に足を全然つかっていない
まれにあるパターンですが、
座っての作業などで、目や頭はずっと使いすぎぐらい使い続けているのに、
移動といえば車やエレベーターというふうに極端に足は使っていない。
もしくは会社から帰ってきても仕事をやり続けているといった人の中には、
くびの筋肉が非常にこわばって動かなくなる人がいます。
④握る力が強い、力みやすい
なにか道具をつかったり、ただ持っているだけなのに
握る力(グリップ)が強くなりがちな人は
手首が固まって動きにくくなっていたり、
腕の筋肉の緊張からくびの痛みにつながっている人もいます。
⑤体調の崩しはじめなど、くびのリンパ節に腫れが出てきている
たまに、「肩がこってくると熱が出る」といっている人に
心当たりはないですか。
体の中には老廃物をながしているリンパというものがあります。
そのなかにリンパ節という免疫機能とも関係する基地みたいなところがあり、
疲れがたまっていたり、風邪をひきはじめていたりと
免疫機能が低下しているときにリンパ節が腫れてきます。
くびのリンパ節がしっかり腫れてくると、
くびを動かすときにつっぱって痛みを感じることがあります。
くびが痛くなるのにもいろいろな理由があります。
すべてに共通しているのは何らかの異常を体が教えてくれているということです。
原因を特定し早く問題を解決して、快適な生活を取り戻しましょう(^_^)