こんにちは、南茨木ベッショマコト整骨院の別所です!
今日は「肩の動き」の不具合の原因いろいろです。
よく耳にすることとして、
「五十肩」のようなものがありますね。
いわゆる
肩が挙がらない、肩の動きに制限がある
ようなときに俗称として使われます。
原因はというと、経年劣化と一般的にいわれています。
私たちは生き物なので年を重ねれば
いろいろな体の機能が劣化していくのはまちがいないのですが。
そういってしまうとどんなことも話が終わってしまうので、
お身体をみていて、どういうパターンで不具合が起きやすいのかを書いていきます。
①使いすぎ、古傷
学生時代などのスポーツなどでがんばって肩を使いすぎたのか、
関節を動かせば「ガリガリ」と音がしたり、
筋肉は傷ついて萎縮(やせている)していたりするパターン。
②アクシデント
転倒して手をついてから肩を動かすと痛みがあるような場合
そのときに筋肉が傷ついていたり、関節の動きを制御している靭帯(じんたい)を
傷めていたりしていることがあります。
ご本人には分からない腫れがあったりするので、
この場合は動きにくいからと無理に動かすと悪化します。
③バランス、姿勢の悪さから肩の動きを妨げている
肩の動きは体のどの関節よりも自由に動きます。
つまり、いろいろな動きに対応するために
いろいろな筋肉や関節が肩の動きには関係しています。
そのため、
肩の関節が動きにくい
胸の筋肉が動きにくい
肩を動かす筋肉の状態がおもわしくない
肩の位置が悪い
姿勢が悪いので、背筋がうまく動けていない
左右のバランスが悪くて、負担が偏っている
肩を動かすときの肩や肩甲骨の動き方がおかしくなっている
など
肩の動きが悪くなったり、動かすと痛みが出るには
その原因が何かあるものです。
「五十肩は二年我慢したら挙がるようになる」
ということもよく聞きます。
実際挙がるようになった人も知っていますが、
その人の肩の動きをみてみると、
肩の動きが正常に戻っているわけではないようです。
あと二年肩が挙がらないのは大変です。
何十年も不具合とともに生活している人も結構いらっしゃいます。
リハビリなどの対処は必要ですが、
いい感じの動きを取り戻せることも珍しくはないので
いつでもご相談ください(^_^)