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花札と子育て

こんにちは、南茨木ベッショマコト整骨院の別所です!

今週末はまた大きな台風が来るようです。

お互いに気を付けましょう。

個人的なことですが最近、自宅のテレビで花札をしています。

子供がテレビのリモコンを操作していて色々なミニゲームが出来ることを発見し、

その中に花札がありました。

私も子供も最初はルールがよくわからないままいっしょにやっていて、なんとなくどの札をそろえれば「役」(猪鹿蝶、雨四光、赤短など)が完成するのかわかってきました。

ある時、子供が花札をやっているときに私が、

「こっちの札を先に捨てたほうがいいんじゃない」

と口を挟みました。

そうすると子供はどの札を捨てるか迷ったときに私に聞くようになりました。

プロ野球の監督をされていた落合博満さんが、

「監督をしていたとき、試合中は喜怒哀楽をなるべく選手の前で出さなかった。選手が監督の顔色を見てプレーするようになるから」

といったことをインタビューでおっしゃっていたのをふと思い出しました。

私は自分で考えて札を捨てるように子供に伝えて、口を挟まないように心がけました。

私だったら捨てない札を子供が捨てて勝手にがっかりする私。

しかし、そのあとどんどん札がそろって私がそろえたことのないすごい「役」を完成させてしまう子供。

少し子供より長く生きているだけで、いつでも私の判断が正しいわけではないということを痛感し、

そんなちっぽけな私を簡単に裏切ってくれた子供にとてもうれしい気持ちになりました。

子供のためと思って結果、自己満足になっていないか。

良かれと思ってやっていることが子供の「幅」を狭めることになっていないか。

たかが花札、されど花札。

日常の些細なことから素晴らしい戒めを再確認することが出来たような気がしました(^_^)