こんにちは、南茨木ベッショマコト整骨院の別所です!
最近は梅雨ということもあって雨続きでしたが、昨日今日と晴れて気分がいいですね。暑いですが。
今日も段々と天気は下り坂だそうですが、梅雨の時期に雨が降らないと困ることもありますし、こればかりは仕方ありません。
さて今回のタイトルはちょっとドキッとするものです。
最近では暑くなってきたり、湿度が高くなってきたりすると、必ず「熱中症に気を付けましょう」とテレビなどのメディアで注意喚起されるようになりました。
去年の話になりますが、医療機関に勤めている方からお話を聞いていると「熱中症」を疑って医療機関にかかった人が実は「脳梗塞」だったというお話を思い出したのでこのテーマにしました。
国立循環器病センターのデータを見てみると、「脳梗塞」は6月から8月に多く発症するとのことでした。
「脳梗塞」といえば、脳の血管がつまるお病気ですが、なぜこの時期に多く発症するのでしょう。
理由として考えられるのが、この時期は暑くて大量の汗をかきます。
大量の汗をかくことで体は脱水状態になり、血液がどろどろになることで血のかたまりが出来やすくなってしまうそうです。
水分不足で体内をめぐる血液の量も少なくなり、血の流れが乏しいことで血のかたまりがつまりやすい状況が出来てしまいます。
他にも暑い時期は体の熱を放出しようと末梢の血管が広がって血圧が下がりやすくなります。
血圧とは血液を全身に行きわたらせるための圧力の強さのことです。
本来は脳の働きで正常に圧力をコントロールしていますが、この働きが悪くなっている高齢者の方や高血圧症で降圧剤を服用している方は圧力のコントロールがうまくいかないことがあるようです。
結果的に血の流れが悪くなってしまうと血のかたまりが出来やすくなってしまいます。
この血のかたまり(血栓)が脳の血管につまると「脳梗塞」になってしまうということです。
熱中症や脳梗塞の予防のために、まずはしっかりと水分を取ることが大事ですね。
・体の半分がしびれる
・ろれつが回らない
・言葉が出てこない
・めまい、頭痛
・ふらふらする、歩けない
このような症状は「脳梗塞」の前兆とされています。
意外とご本人よりも周りの方が異変に気付くことも多いようなのでそのような場合は早急に医療機関に相談しましょう。
健康なお身体で生活するためにしっかりとした予防と何かあったときにすぐ動けるようにある程度の勉強が大事ですね(^_^)