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ユーモアって大事

こんにちは、南茨木ベッショマコト整骨院の別所です!

今日は私が開院の準備でお世話になったMさんの娘さんのお誕生日ということです。

お誕生日おめでとうございます(^_^)!

先程たまたま私がMさんに用事があって連絡したときに、ご家族でアンパンマンミュージアムにいるとのことでした。

電話に出たときに彼は「はい、アンパンマンです」といって電話に出ました。

彼は高校生のときからの友人で、連絡をするといつもどうでもいいようなやり取りをすることになります。

このどうでもいいようなことや話の本筋から外れたものが大事になってくる場面があるというのが今日のお話です。

トヨタ自動車の社長の豊田章男さんがご自身の出身校であるアメリカのバブソン大学の卒業式でスピーチを行い、非常に大きな反響があったという記事がありました。

英語力も素晴らしかったようですが、これから社会に出ていく若者たちへのあたたかい激励、偉ぶらないアドバイス、シンプルで心に残るメッセージといろいろな要素で14分程度のスピーチを行ったようです。

この記事を書いた方がポイントに挙げていたのは、

・ユーモア

・ストーリーテリング(体験談、エピソードなどの物語を使って聞き手に思いを伝える方法)

・シンプルに刺さる言葉

・徹底的な練習

ということでスピーチの出来栄えは完璧と言っていいとのことでした。

私も今まで学生のときを中心に誰かに授業やお話をしていただく機会が多くありました。

その中で聞きやすい、自分の中に入ってきやすいという内容のお話をしてくださる方の共通点は「ユーモア」をはさむというところです。

難しい内容の授業で理解するのに頭がいっぱいになり、思考能力が低下してきているときなど急にまったく関係のない話でしかも面白いことをおっしゃったりするのです。

ここで一気に頭と気分がスッキリとして集中しなおせるという経験がありました。

生徒の反応や状態をみて、本来の授業内容とはまったく関係のない「ユーモア」を使うことで、授業内容への集中力を回復させた効果的なものだったと思います。

逆にすごい経歴のえらい先生であっても、ひたすら難しいお話をし続けて終わってしまうという方もいました。

専門学校のときの尊敬するある先生が、

「教えるという立場であれば、理解してもらえるように努力することが大事。ましてお金をもらっているのであれば知識や内容をただしゃべるだけというスタンスは納得できない」

ということをおっしゃっていました。

上に書いた豊田社長のスピーチも聞く人が聞くと、何度も何度も練習したことがわかるそうです。

そうして出来上がった素晴らしいスピーチはおそらくそれを聞いた卒業生の方々の中に残るものだと思います。

価値を感じてもらえるような仕事をするためには、まず相手のことを考えて、努力を重ねること。

シンプルですがむずかしいですよね。

がんばります(^_^)