こんにちは、南茨木ベッショマコト整骨院の別所です!
今日は身体の中でも「脳」のお話です。
昔、人伝いにタクシードライバーをやっている人の脳は発達しているという話を聞いたことがあって興味があったので調べてみました。
このタクシードライバーというのはイギリスはロンドンの「BlackCab」という黒いタクシーのドライバーさんのことだそうです。映像などでみたことありませんか?
このドライバーさんたちの脳を調べてみると記憶をつかさどる「海馬」という場所がとても発達していたそうです。そして職歴が長いほど神経細胞が多いこともわかったそうです。
どうして彼らの「脳」は年をとっても衰えるどころか発達していたのでしょうか。
この「BlackCab」のドライバーさんになるためには試験があってかなり難しいようです。
試験は7段階にわかれていて、試験に合格するために平均で3年かかるとのこと。
試験の出題形式はたくさん設定されているルートの出発点から到着点までとその周辺知識も出題されるといったことも含まれています。
膨大な知識をインプットするという作業もそうですが、当然街はどんどん変化していくのでそのたびに知識を更新していかないといけません。
実際にドライバーになってからも、脳の中のイメージの地図と実際の光景をリンクさせながらタクシーを走らせるという作業をずっと続けています。
しっかりと「脳」を使い続けることが出来れば機能は維持されるどころか、年をとっても発達させることが出来るということだそうです。
脳だけでなく筋肉や骨にいたっても、その機能を維持するために使い続けることが大事といわれています。
なにか不具合が出てきてからのスタートはそれだけでハードルがすでに高くなっていると思います。
なにも困っていないと感じる今からすこしずつ機能を維持するために使っていくことが大事ということでしょうか。
結局学生のときからよく言われるところの「地道にこつこつ」がここでも出てくるんですね。
人生100年と言われていますし、脳も身体も元気な状態で年を重ねれるようにお互いがんばりましょう(^_^)