こんにちは、南茨木ベッショマコト整骨院の別所です!
連休明けですがニュースでも、「出張の日程を勘違いしていた」とか「ゴミといっしょに持っていたかばんも捨ててしまって慌てた」など長い休みの影響かハプニングがいろいろとあるようです。
なるべく注意深くもとの生活に戻っていきましょう!
今日のタイトルは「ひざの靭帯(じんたい)損傷」です。
元AKBの前田敦子さんが自宅で作業中にひざの靭帯をケガされたとニュースで言っていたので今日はひざの靭帯とケガについて書きたいと思います。
前田さんは出産されたばかりと聞いています。
赤ちゃんも小さくて慣れない育児が始まったところにケガをしてしまってすごく大変だと思います。
靭帯というのは関節の動きがあらぬ方向に行かないように、決められた範囲で関節を曲げたり伸ばしたりするようにガイドしているような組織です。書くとむずかしいですね…(-_-)
筋肉と違って靭帯は伸び縮みはしません。
人差し指の第二関節といわれる部分を例にあげてみましょう。
手のひらのほうに曲がりますが、ピンと伸ばすとそれ以上は動きません。
手の甲のほうには第二関節は曲がらないように靭帯が止めています。
また第二関節の指先側を持って、側方に倒そうとしても第二関節は横には倒れません。
これも靭帯で止まっているからです。
この靭帯という組織がひざのまわりにもあります。
前十字靭帯・後十字靭帯・内側側副靭帯・外側側副靭帯
といったように四つの靭帯がひざの動きをガイドしています。
今回の前田さんのケガがどの靭帯を傷めたのかはわかりませんが、自宅で傷めるとすると、
①前方に転倒し、つよくひざを硬い床などにぶつけて後十字靭帯を損傷
②なにかにつまづいて転倒するときにひざに捻じれる動きが入った状態で転倒し内側側副靭帯を損傷
といったケースで傷めやすいと思います。
意外と靭帯を傷めていても放置している人も多くて、
以前ひざが痛いからといって来院された女性も、検査していたらひざの靭帯がゆるんでいたのでお話を聞いたら何年も前にベランダで転倒して強くひざをぶつけたとおっしゃった方がおられました。
強く靭帯を傷めると止まらないといけないところで「ゆるみ」が出るので、関節が変形してきたり、慢性的に炎症を起こしやすくなったりすることがあります。
アクシデントがあって傷めてしまっても大事にしたくない、はずかしいという理由で放置する方も中にはいらっしゃいます。
後々の生活に影響してくることもあるので、できるだけ早めに医療機関に相談してください。
今日はひざにスポットを当てましたが、ひざ以外でもなにか困っていたら南茨木ベッショマコト整骨院にご相談ください(^_^)