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養老孟司さんの記事を読んで

こんにちは、南茨木ベッショマコト整骨院の別所です!

今日から会社や学校が始まって大変かもしれないですが、幸い天気はいい天気ですし、なんとかがんばっていきましょう(^_^)!

さて先日読んでいた記事に、

「7割弱が具合悪いを訴える日本の異常」という記事があったので読んでみました。

ある機関が2016年に35か国を対象として「自分の健康状態は良好だと思いますか?」という調査をした結果、日本は35か国中の34位で、3人に1人しか「自分の健康状態は良好だ」と答えなかったそうです。

興味があってこの記事を読んでいたのですが、これを書いていたのがタイトルの養老孟司さんでした。

結局国民の自己肯定感の問題があること、健康に対する不安から「どうやったら元気で長生き出来て、ボケないでいるには?」という質問が養老さんにも寄せられるという話になっていきます。

養老さんは「都市」の生活は地面は舗装され温度も管理されているため変化が少ないとして、努めて視覚や嗅覚を含めた「五感」を使うようにすすめています。

そして現代社会はスピードと効率化を求めるので無駄な情報(ノイズ)を省くため、より感覚的な情報を遮断してしまっているというお話も出てきます。

頭も体もしっかりしていなければということで「バランス」が大事であるとおっしゃっています。

養老孟司さんは東京大学の医学部を卒業されて解剖学の分野でお仕事をされていた方で、「バカの壁」という本を書かれたことで知られていますよね。

私は国家資格をとるために、森之宮医療学園専門学校というところで勉強させていただいたのですが、入学するときに養老さんの書かれた「からだを読む」という本を学校から配られたのを覚えています。

養老さんの書かれたものや記事のなかには、

「自分の個性に価値があると考える人は進歩しない」

「話せばわかるなんて大ウソ」

「自分さがしなんて無駄なこと」

と、なかなか面白そうなキーワードがたくさん出てきます。

冒頭に出てきた自己肯定感が低い国民性のことや、35か国中の34位だからどうというのも一概には判断できませんよね。不安に思っているけど平均寿命は長くなっています。

心配に思うことで健康に対する意識が高くなると考えればいい側面もあります。

ただ不安ばかりでは健康なはずなのに幸せは感じれないかもしれません。

何事にも「バランス」というのが重要なんですかね(^_^)